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2018.07.10 Tuesday
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inglenook イングルヌック
〜 生活を暮らしにかえるシンプル・ナチュラル・プラクティカルな雑貨のお店 〜 のブログです 商品にまつわる物語や旅のお話しなどをご紹介しています |
教会の前を通りかかるときそっとひざまずくなど、信仰心の深さを感じるリトアニアの人々。
大小さまざまな十字架が立ち並ぶ、十字架の丘を訪れました。
首都ヴィリニュスからお隣ラトビアへの途中の街、シャウレイの郊外にある十字架の丘。
シャウレイのバスターミナル12番乗り場から路線バスに乗ります。
降りるバス停はドマンタイ Domantai。
バスの中には次のバス停の表示も案内もないので乗車時間15分がめやす。
日曜日の午前中のためか、乗客は少なめ。
15分後のバス停で降りようとすると、運転手さんが次のバス停だよ〜!と教えてくれました。
この運転手さんはとても親切で降車するときも少し戻って左をずーっと歩くんだよと声をかけてくれました。
アチュウ Ačiū!
降りたところは一面の畑。
帰りのバスの時間を確認してから丘をめざします。
どんどん歩き、不安になってきたころに右奥に丘が見えてきました。
小さな丘はどこもかしこも十字架でいっぱい。
大きいもの、小さいもの、琥珀などの飾りがついているもの、ロザリオがかかっているもの。。。
ひとつの十字架にさらにいくつもの十字架が重ねられています。
細く入りくんだ丘の小路をぐるりとひとまわり。
どこかに置かれたラジオから礼拝の様子が流れてきます。
単なる観光地ではなく、歴史の重みと人々の思いがひしひしと感じられる場所でした。
あまり写真を撮る気分になれなかったのですが、ふと目の前の十字架に小鳥が止まっていました。
丘で撮った唯一の写真です。
帰り道には遠くにコウノトリを見かけました。
リトアニア、シャウレイ。
リトアニアの五線譜ノート